602. アステロイドハイアローシスとは
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今回のメールマガジンのテーマは「アステロイドハイアローシスとは」です。
アステロイドハイアローシスとは
アステロイドハイアローシス(星状硝子体症)は、片眼性かつ非炎症性の変化であり、
小さなカルシウム等の球状の粒子が正常な硝子体の中に蓄積する疾患です。
疾患名に「星状」と入っているように、顕微鏡で角膜を見ると星空のような状態に見えます。
この疾患による視力低下はなく、ほぼ無害です。
人口の約1%の人が患っているといわれ、特に高齢者、男性に多く発症します。
この疾患は、糖尿病、高血圧、アテローム性動脈硬化、痛風、及び遠視に合併して発症するのが特徴です。通常、この疾患に家族性はみられません。
アステロイドハイアローシスの主な原因
体に蓄積されたリン酸カルシウムの結晶が、何らかの原因で硝子体にできてしまいます。
明確な原因については今のところ不明です。
アステロイドハイアローシスの主な症状
黄白色の反射性の小球物が多数硝子体内にみられます。
アステロイドハイアローシスの主な治療方法
眼底疾患の治療で同時に除去する場合を除いて、通常は手術で取ることはせず、経過を観察します。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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