566.FDTの検査とは
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
新年の慌ただしさも過ぎ、寒さが身にしみる頃となりました。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今週のテーマは「FDTの検査とは」です。
FDTスクリーナーとは?
緑内障かどうか判定するための視野検査は、従来は暗室で点滅する光を見るため、負担になる検査でした。
FDTスクリーナーは、その負担をかなり軽減した検査機器です。
緑内障の疑いを簡単に判別する検査がわずか45秒程度で可能ですし、緑内障が強く疑われる場合の詳しい検査でも片眼4分程度で終了します。
しかも、暗室ではなく通常の照明の下で検査ができます。
FDTスクリーナー
視野とは、視線を動かさずに見ることができる範囲のことで、物の色・大きさ・明るさなどによっても範囲はかわります。
視野検査ではいろいろな角度や部位から様々な大きさと強さの光を出してそれが見えるかどうかを調べます。
FDTスクリーナーの検査結果の表れ方
視機能障害を調べる検査の一つが視野検査です。眼の神経には大きく分けて色・形・視力にかかわる細胞と,物の動き・ちらつきなどにかかわる細胞があります。FDTは、この”ちらつき”に反応する神経細胞が障害された場合に結果に影響が出ます。
緑内障は、早期発見が大切なので、 40歳以上の方は一度精密検査をされることをおすすめします。
※ 視野検査は、緑内障や脳腫瘍等の発見につながる検査です。特に40歳以上の20人に1人はその疑いがあるといわれている緑内障は、初期で自覚症状を感じることが少ない病気です。定期的に検査をうけることで、病気の早期発見にもなります。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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