479.眼瞼けいれんについて
こんにちは池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが、
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
さて、今回のテーマは《眼瞼けいれんについて》です。
★眼瞼けいれんとは?
自分の意志に関係なく、両目の周りの筋肉がけいれんする病気です。
目の周りがピクピク動いたり、目を開いているのが難しくなるなどの症状のほか、まぶしさを感じたり、目が乾くといった問題にも悩まされます。
程度がひどいと目を開けていられなくなってしまうので、日常生活に支障が出てきてしまうこともあります。
中高年(40~70歳代)に多く、性別でみると、患者さんの約7割が女性です。
★原因は?
「大脳の一部が機能障害を起こしている」という説や、「眼瞼炎、結膜炎などのまぶたや角膜の病気が刺激を与えたことによって発症した」「別の病気の治療薬が原因になった」というケースが報告されていますが、完全には解明されていません。
★治療法は?
○ボツリヌス療法(ボトックス注射)
ボツリヌス菌が作り出す薬をけいれんしている筋肉に注射し、症状を改善します。一度の注射で2~3カ月ほど効果が持続しますが、再び症状に悩まされる場合は、あらためて注射を行います。
ボトックス
○薬物治療
抗コリン製剤、抗うつ薬などの内服薬による治療と、人工涙液の点眼があります
○手術
難治症例では、まぶたの筋肉や皮膚を短くする手術などがあります。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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