469.OCTのメカニズム
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今回のテーマは【OCTのメカニズム】についてです。
<OCTとは>
‘Optical Coherence Tomography’の略語で、正式名称は「光干渉断層計」といいます。
光の干渉原理を使い、赤外光で目の奥にある網膜や視神経をスキャンして、網膜の断層、
視神経の画像を取得する医療機器です。高精細かつ立体的に見ることができます。
日本人の失明原因の上位にある緑内障や糖尿病性網膜症など、多くの目の病気の診断に
役立っています。
網膜の断層図↓
網膜疾患、特に黄斑部病変の精密な診断が早期かつ正確に行うことができます。
視神経乳頭の断層図↓
眼の奥の視神経線維層の厚みを測り、正常の人と比べて「どれだけ薄いか」「どれだけ緑内障が進んでいるか」を解析し、数回に分けて検査を行う事で判定することができます。
<OCTで診断できる代表的な疾患>
・加齢黄斑変性症
・黄斑円孔
・黄斑上膜
・緑内障
・糖尿病網膜症
クリックで詳しくご覧になれます。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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