465.初めてのコンタクトレンズ、処方の流れ
皆様いかがお過ごしですか、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今回のメルマガ「初めてのコンタクトレンズ、処方の流れ」です。
コンタクトレンズ処方の流れ
コンタクトレンズは、高度管理医療機器です。また、メガネと違い、角膜の上にレンズを直接のせて使用するので、医師の診察・処方を受けることが大切です。
また、初めてのコンタクトレンズは、個人差があり予想外に時間がかかる場合があります。時間に余裕をもってお越しください。
1. 視力検査
裸眼視力・検査レンズによる矯正視力・メガネをお持ちの方はメガネをかけての視力・コンタクトレンズをつけてきた方は、その視力も測ります。
2. 診察
医師が目の健康状態をチェックし、コンタクトレンズを装用しても大丈夫な目であるかを判断します。また必要に応じて、涙液検査、角膜内皮細胞検査を行います。
3. 問診
コンタクトレンズの使用が医師に許可されたら、レンズを選びます。たくさんの種類の中から、その方に合うレンズを選ぶために、担当者からいくつか問診をさせていただきます。
• どのような目的で使用しますか?
• アトピーなどのアレルギーはありますか?
• メガネは持っていますか?
• 「コンタクトレンズを使うのだから、メガネは必要ないのでは?」と疑問をもつ方がいるかもしれませんが、もし目にトラブルが起こればレンズを入れられません。また、レンズの装用時間が長くなると角膜の酸素不足により、健康な目でも疲労してしまいます。目を休ませるために「外出時はコンタクトレンズ、帰宅したらメガネ」というように、上手に使い分けましょう。
4. 装用
その方の目に合うと思われるコンタクトレンズを、実際に装用してもらいます。
5. 診察でフィッティングをチェック
装用したレンズが、その方の目に「なじんでいるか」を医師がチェックします。
6. 度数の決定
医師が目に合っていると判断したら、レンズ度数の微調整を行います。
7. 装脱(つけはずし)練習・ケア方法の説明
初めてコンタクトレンズを使う方には、つけ方とはずし方を練習していただきます。また、レンズのケア方法も説明いたします。
当院でのコンタクトレンズ処方は、このような流れになっております。その方の目の状態によっては、ご希望に沿えないこともあります。あらかじめご了承ください。解らないことがあれば、気軽にスタッフにお尋ねください。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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