456.眼鏡とコンタクト、どちらがおすすめ?
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
秋も本格的になり、そろそろ寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週のテーマは「眼鏡とコンタクト、どちらがおすすめ?」です
眼鏡、コンタクトレンズにはそれぞれのメリットデメリットがあります。
眼の状態やライフスタイルに合ったものを選択することが大切です。
<コンタクトレンズのメリット>
①眼鏡と比べ視野が広い
コンタクトレンズは210°。眼鏡は120°となっており視野が広くなります。
②左右の度数の差が大きくても、眼鏡に比べてしっかり見える
眼鏡矯正の場合は左右レンズの度数の差を添うよう管の不良や違和感のために
球面度数の差を2.00D以上つけにくいのですが、コンタクトレンズの場合は
それ以上差をつけても違和感なく装用することが可能です。
③円錐角膜、不正乱視などの矯正が可能である
円錐角膜、不正乱視、強弱度乱視は、コンタクトレンズを装用すると角膜とレンズのすきまが涙でうまり、眼鏡では矯正が難しい場合でも矯正が出来ます。
④コンタクトレンズは常に角膜上の光点にレンズを通し直接目にのせているのでレンズとの間に距離がなく、歪みが少ない。
⑤左右で度数が大きく違う場合(不同視)にはコンタクトレンズが適していて、眼精疲労や頭痛を起こしづらい。
<眼鏡のメリット>
①取り外しが簡単で衛生的
②コンタクトレンズに比べ装用時間の制限が無い
③長時間装用しても乾燥、充血など眼疾患のリスクが低い
④コンタクトと比べ、酸素不足による角膜への負担がない
⑤コンタクトレンズに比べ、目に傷がつくことがなく安全性が高い
⑥強度近視の場合、眼鏡だとレンズが厚くなる分、ものが小さく見えます(遠視だとその逆で大きく見えます)
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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