452.目が疲れる原因
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
段々と涼しくなり過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
本日のテーマは「目が疲れる原因」についてです。
目の症状としては、目が疲れる・ぼやける・かすむ、目が痛い、充血する、目が重い・しょぼしょぼする・まぶしい・涙が出る。体の症状としては、肩こり・倦怠感・頭痛・めまい・吐き気などがあります。
☆疲れ目の原因
①視力矯正が不十分
近視、遠視、乱視、老眼の症状があるにも関わらず、適切に矯正せずにいると疲れ目の原因となります。また、眼鏡やコンタクトレンズの視力矯正器具の度数が合っていないと、目が疲れる原因となります。
②目の筋肉「毛様体筋」が疲労している
眼球の中には「毛様体筋」という、筋肉があります。
スマホやパソコンを見る際には、近くにピントを合わせるために毛様体筋の調節を行っているのですが、目を酷使することでこの毛様体筋に負担がかかってしまいます。
③ドライアイ
涙は目がスムーズに機能するために大切な働きをしていますが、涙が少なくて目が乾いている状態だと、必要以上に目に負担がかかり、疲れを引き起こすことがあります。
☆対処法
①目をしっかり休める
・スマホやパソコンをよく見ている方は、定期的に目を休める。
・遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。
集中するとまばたきを忘れてしまうので、意識的にまばたきをしましょう。
②目を温める
・濡らしたタオルをレンジで温めて蒸しタオルを作る等して目を温め、周辺の血行を良くしてください。目を温める際に市販のホットアイマスク等をご使用になるのもおすすめです。
③マッサージで肩などをほぐし、血行の改善をしてみてください。
☆当院でできること
①屈折矯正のご相談
・近用眼鏡(老眼鏡)を作成されることで疲労が改善される場合があります。
・近用眼鏡以外でも、現在使用されている眼鏡・コンタクトレンズを適切な度数へ調整することによって疲労が改善する場合があります。
②アイホットを用いて目を温め、血行を良くする。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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