423.急性緑内障発作について
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今回のテーマは「急性緑内障発作について」です。
□緑内障とは?
緑内障は通常、ゆっくりと進行する慢性の病気です。眼圧や視神経乳頭、視野に特徴的な変化があり、進行すると視神経に障害が起きるため、視野が欠けてゆきます。
自覚症状がほとんどないため、定期的に眼科健診や眼科ドックを受けることで、早期発見ができます。「緑内障の疑い」や「視神経乳頭陥凹」などの指摘を受けたら眼科でチェックを受けることが大切です。継続的な点眼で眼圧を下げる治療をします。
□急性緑内障発作とは?
眼の中を流れる房水の循環が悪くなることで、眼圧が突然高くなる発作です。
自覚症状として眼の痛み、かすみ、充血、光を見ると虹のような輪が見える(虹輪視)、頭痛、吐き気などの症状が起こります。
狭隅角の人は房水の通り道が狭いため、発作を起こしやすいといわれています。
□急性緑内障発作が起きたらどうすればいい?
自覚症状として頭痛、吐き気が起こるため、眼科を受診せず、内科や脳神経科に行ってしまい発見が遅れることがあります。発作で眼圧が高い状態を放置すると視野に障害が残る可能性があるので、少しでも「おかしいな?」と思うことがあれば眼科への受診をおすすめします。眼圧を下げるために、点滴やレーザーでの手術を行うことがあります。
一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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