374.眼瞼下垂の原因
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
寒い日が続きますが、皆様暖かくしてお過ごし下さい。
今回のテーマは「眼瞼下垂の原因」についてです。
<眼瞼下垂とは>
眼瞼下垂とは、まぶたの筋肉または神経の異常でまぶたが垂れ下がった状態で、眼を普通に開眼したとき、まぶたが瞳孔(黒目)にかぶさっており、
しっかりとまぶたを上まで上げられない疾病を言います。
<眼瞼下垂の主な原因>
一般的に眼瞼下垂は先天性のものが多く、眼瞼挙筋(がんけんきょきん)の形成不全などで起こります。
片眼性の場合が多く、遺伝することもあります。
後天性の眼瞼下垂は、加齢による眼瞼挙筋の筋力の低下や皮膚のたるみによるものです。
しかし、最近では目を酷使する行為、コンタクトレンズの長期装用、アレルギー疾患、
過剰なメイクによってまぶたを擦ることで、著しく皮膚が弛緩してしまうことも少なくありません。
<自覚症状>
まぶたが垂れ下がる、瞳孔(黒目)に皮膚がかぶさることによる視力低下などがあります。
先天性で下垂が強度だと、下がった眼瞼が視覚の発達の妨げになり、弱視になってしまう場合もあります。
また、ある程度以上の下垂があると、物を見る時あごを上げる姿勢をとります。
そのため、まぶたをより上げようとし、額にしわが寄ったり、眉毛が上がったりします。
<治療方法>
神経損傷による場合は、医師との相談のうえで外科手術を受けます。
例)
アレルギー疾患による場合は、抗ヒスタミン剤またはステロイド剤を服用します。
その他の原因による場合は、医師の指示のもと、原因疾患の治療を行います。
- 一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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