368.光がまぶしく感じるとき
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
まだまだ寒い日が続きますので、風邪には気を付けましょう。
今回のテーマは「光がまぶしく感じるとき」です。
まぶしいと言っても、目の様々な臓器が問題となっていることがあります。
原因と考えられる眼の病気
【ドライアイ】
目の表面(角膜)は、涙によって覆って、目の表面を滑らかにしています。
しかしドライアイでは涙が減少、質が低下する事で涙の層が壊れ、
目の表面がぼこぼこした状態になります。
そのため、光が正しく屈折する事ができなくなり、光が眼の表面で曲げられたり、
乱反射し、まぶしいと感じます。
【虹彩炎】
黒目(角膜)のすぐ後ろに透けて見えるいわゆる茶目を虹彩といい、
目の中に入ってくる光の量を調節するカメラの絞りの役割をしています。
虹彩炎を起こしていると光の量の調節ができなくなるため、
まぶしく感じることがあります。
急に片眼または両眼の球結膜(きゅうけつまく)(白眼のところ)の充血が起こり、
眼は赤くなりますが、結膜炎とは違い、目やには出ません。
飛蚊症(ひぶんしょう)(黒い小さいものが飛んでいるように見える)が
現れることもあります。
【白内障】
水晶体が濁り始めると、水晶体で光が散乱するため、かすんだり、物が二重に見えたり、
まぶしく見えるなどの症状が出現し、進行すれば視力が低下し、眼鏡でも矯正
できなくなります。
※新宿院でも白内障日帰り手術を行っています。お気軽にお問合せ下さい※
【網膜色素変性症】
網膜に異常が起こり、暗いところでものが見えにくい夜盲(やもう)や、
視野が狭くなる視野狭窄、視力低下が見られる遺伝性の病気です。
日本では数千人に1人の割合で発病しています。
明るいところでまぶしさを感じる人が少なくありません。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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