355.視神経乳頭ドルーゼン
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
肌寒くなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今週のテーマは「視神経乳頭ドルーゼン」です。
<視神経乳頭ドルーゼンとは>
加齢による変化のひとつで、全身疾患や他の眼疾患との関連は無いと考えられています。
眼底に、黄白色の小さな円形・多角形の斑点がみられます。
なので、健康診断などの眼底検査で発見されることが多いです。
<原因>
加齢によるもの、遺伝によるものがあります。
しかし、明確には分かっていません。
<症状>
はっきりとした自覚症状はありません。
まれに、かすんで見える・視野が欠けたような見え方を自覚することがあります。
また、脈絡膜新生血管がみられると、その部分が出血し、視力低下が起こる可能性がありますから、
新生血管が生じた場合は出血を予防するためレーザー治療が必要です。
※ほとんどの場合症状はありませんが、定期的な眼底検査・視野検査をおすすめします。
<検査>
眼底検査・超音波検査があります。
<治療>
今の段階では、有効性が証明された治療法はありません。
しかし、定期的な眼底検査・視野検査をして、経過を見る必要があります。
心配でしたら、一度来院していただき、検査をした上で結果を説明させていただきます。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも
当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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