271.ブルーライトカットレンズ
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
日増しに寒さが加わってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは『ブルーライトカットレンズ』についてです。
最近良く耳にしますが、詳しく分からないことが多い気がします。
・ ブルーライトとは
人間が見ることの出来る可視光線(約380~810nm)という光の中で波長の短い光(青い光約430~490)のことをいいます。携帯やパソコンのモニターなどの電子機器、LED照明などは明るさを出すためにブルーライトを出しているため目への影響が心配されています。
ブルーライトはパソコンを使用しているとちらついてきたり、まぶしく感じたり眼が疲れるという原因になります。これをカットすることで疲れを軽減するといった効果があります。そのほかにも通常赤色から青色まで幅広かった焦点距離が赤色から緑色までになる為、焦点距離が狭まりコントラストが向上し見やすくなるといった効果もあるそうです。
・ ブルーライトカット
紫外線カットのレンズではブルーライトと波長が違うため防ぐことは出来ません。
ブルーライトを防ぐ方法は大きく分けて二つあります。
① コーティング
ブルーライトを反射するタイプ
レンズは透明ですが、特殊なコーティングを施しブルーライトをカットします。
カット率はカラーレンズタイプよりは低く、裏面反射やゴーストが生じる場合やレンズが青く反射してしまうこともあるようです。
若干黄色みを帯びているものが多いようですがほぼ透明なため、職場などでも幅広く使用しやすいです。対象物の色の変化も少ないのが特徴です。
② カラーレンズ
ブルーライトを吸収するタイプ
レンズ自体に色が付いているため、見た目が気になることや視界が暗くなるといった欠点はあるが、ブルーライトカット率は透明タイプに比べると高いものが多いです。レンズの色の種類や濃度はメーカーによって異なります。
疲れ眼の原因はブルーライトの影響だけではないので、ブルーライトをカットしたからといって完全に治るとも限りません。乾き眼などからも眼の疲れは出てくるので、気になる症状がある場合は早めの受診をおすすめします。
そのほかにも眼鏡を使用していて疲れを感じる方は今使っている眼鏡が正しい度数なのかを一度調べてみても良いかと思います。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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