826.春季カタルとは
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
寒に入り寒さが厳しくなってまいりました。
今週のテーマは「春季カタルとは」です。
春季カタルとは、重症なアレルギー性結膜疾患です。症状としては、かゆみ、上瞼の裏にこぶのようなできものができたり、角膜の周りの結膜が腫れて盛り上がったりすることなどが特徴として挙げられます。また、角膜の上に小さな傷ができるため、異物感や痛み、羞明、視力低下なども発症します。炎症が強い時は、角膜に白い混濁ができ、上皮が剥がれ落ちて角膜潰瘍という状態になる事もあります。アトピー性体質の子供、特に男児に多く見られますが、成長と共に症状が軽くなります。
原因としては、ハウスダスト、ダニ、カビ、花粉、動物の毛などアレルギー原との接触で起こります。また、湿疹や喘息などの症状を持っていることや、アトピー性疾患の家族歴があることも原因として挙げられます。
治療法としては、抗アレルギー点眼薬(パタノール、アレジオン)、症状がひどい時は、ステロイド点眼を使用することもあります。悪化を抑えるのに有効ですが、副作用があるため、長期的な使用には適していません。
•一般的方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
•無断での記事転載はご遠慮ください。
•本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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