822.ベーチェット病とは
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
寒さもひとしお身にしみる頃となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本日のテーマは「ベーチェット病とは」です。
○ベーチェット病とは
目や全身の皮膚、粘膜に様々な症状が繰り返し起こる、原因不明の全身病です。女性よりも男性がかかりやすいされており、20歳が発症のピークと見られています。初期症状として、口の中に潰瘍ができることがあげられます。10日もするとその潰瘍は回復しますが、症状が何度もくり返されます。
○ベーチェット病の目にあらわれる症状
眼症状としては、眼底出血、視力低下、痛み、黒目の部分に膿がたまるなどがあります。
両眼性がほとんどで、最悪の場合、失明に至ることもあります。
○ベーチェット病の合併症
白内障や緑内障、網膜剥離などが高い頻度で起こります。合併症が起きると、視機能が低下してしまうため、早期に治療を受ける必要があります。
最近では、適切な時期に専門医による手術を受ければ、炎症を強めずに治療をすることができることもあり、手術によって視力が回復したり、視野異常の進行を最小限に抑えたりすることができます。
(医療法人社団 東京みどり会の各眼科では、瞳孔を広げて眼底部を詳しく診る眼底検査のみ行っております。)
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも
当てはまりません。
※ すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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