727.当院で行っている色覚検査の種類
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今週のテーマは「当院で行っている色覚検査の種類」です。
臨床的に行われている色覚検査のうち、当院では仮性同色表を使用した石原式色覚検査、
または色相配列検査(パネルD-15)を用いて色覚異常を検出しています。
※色覚異常とは
色の見え方・感じ方が、多くの色覚正常といわれる人とは異なっている状態をいいます。
1. 石原式色覚検査(仮性同色表)
「色覚検査表」とも呼ばれていて、「石原式色覚検査表」は世界的にも広く使われています。
この検査は正常と異常とを区別するスクリーニング検査で、色覚異常者にとって区別しにくい色の組み合わせを使い、
図内に隠れている数字や文字を読み取ってもらい判定を行います。
2.パネルD-15テスト(色相配列検査)
パネルD-15と呼ばれるテストは、色相環を色の似ている順に並べていくテストです。
基準の色票が1つ固定されており、色相環に沿って15色のパネルを並べ替えていくものです。
色覚異常の方でも程度が軽ければ正しく並べ替えることができますが、程度の強い人は正常とは異なる並べ方をします。
仮性同色表とは違って正常と異常を区別するためのものではなく、異常の程度を知ることができる検査です。
上記二つの検査はどちらも簡単な方法で色覚異常の有無とその程度を知ることができます。
色覚の異常について心当たりがある方は一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。
ご希望の方は当院までお気軽にご連絡ください。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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