699.初めてのコンタクトレンズ、使い始めるまでの流れ
こんにちは。
池袋サンシャイン通り眼科診療所でございます。
暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは「初めてのコンタクトレンズ、使い始めるまでの流れ」です。
必要となる検査等、初めてコンタクトレンズを使用するまでの一連の流れをご紹介します。
1.問診
眼に気になる症状がないか、どのような用途でコンタクトレンズを希望するか、などを伺います。
2.検査
オートレフケラトメーターという機械で、近視、遠視、乱視の度合い、角膜の曲率、眼圧などを測定します。得られた数値を目安に、視力検査を行います。
3.診察
コンタクトレンズ装用に問題ないか、眼の健康状態を確認します。
4.コンタクトレンズ選び
装用期間、素材、用途によってレンズの種類は様々です。検査員と相談しながら、患者様のニーズに合ったレンズを選びます。選んだレンズを実際に装着してもらい、再び視力検査を行います。希望の見え方になるように、必要であれば、度数調整を行います。
5.診察
今度は、コンタクトレンズが眼に入った状態で診察室に入っていただきます。選んだコンタクトレンズがちゃんと眼に馴染んでいるか、医師に確認してもらいます。
6.付けはずしの練習、説明
最後に、患者様自身でレンズを付けはずし出来るように練習をして頂きます。一人で出来るようになるまでの時間は個人差が大きいので、想像以上に時間がかかる場合があります。時間に余裕を持ってお越しください。
一日使い捨て以外のレンズ(2週間交換タイプなど)を使用される方にはレンズのケア方法やケア用品の説明があります。
また眼の健康を守るために、コンタクトレンズを使用するうえでの注意事項の説明などもさせて頂きます。
7.お会計
お会計の際に、コンタクトレンズの処方箋をお渡しします。処方箋を持って、コンタクトレンズ販売店に行くと、コンタクトレンズが購入できます。
以上が、初めてコンタクトレンズを使い始めるまでの流れになります。
コンタクトレンズが、高度管理医療機器です。必ず眼科で処方してもらうようにしましょう。
また、ご自身でも気がつかない症状や変化など発見することが出来るので、眼のトラブルを避けるためにも定期的に検査をするようにしましょう。
※一般の方向けですので医療用語が必ずしも厳密ではありません。
※無断での記事転載はご遠慮ください。
※本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診察治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先させてください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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