44.閃輝性融解
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
暑い日が続いておりますね。熱中症など、ご注意ください。
今週のテーマは【閃輝性融解】です。
◆閃輝性融解とは
閃輝性融解(硝子体閃輝症)とは、黄金色のキラキラと輝く小さな結晶が
硝子体(眼球の内部の大部分を満たしている無色透明のゼリー状のもの)内に多数浮遊している状態を言います。
これは肉眼でも確認できます。別名、眼コレステロール症と呼ばれており、黄金色の粒子はコレステロールの結晶です。
硝子体の下方部に沈殿しており、眼球運動により、硝子体内に舞い上がります。
◆原因
眼外傷や長期間持続する眼内の炎症、出血などにより、ぶどう膜や網膜の細胞が懐死し、
代謝障害が起こることで、硝子体内にコレステロールの結晶が出てきます。
◆症状
飛蚊症(視界にごみや虫のようなものが飛んでいるように見える)
◆治療
眼組織の強い障害が起こっているため、原因疾患に対する治療および対象的に消炎剤投与などを行います。
- 上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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