678. コンタクトが目から外れないときの対処法
コンタクトレンズが外れない原因
コンタクトレンズが外れない原因として、「目に張り付いてしまっている」「レンズが滑りやすく掴みにくい」「目の中でレンズが行方不明になってしまった」といったことが挙げられます。たとえ外れにくい場合でも、無理やり取ろうとするのは禁物です。目に張り付いたレンズを力づくで外そうとすると角膜を傷つけてしまう可能性もあるので、もしそのような場合には、落ち着いて対処する必要があります。ここでは各々の対処法について説明していきます。
外れない場合の対処法について
・「目に張り付いてしまっている」場合
レンズが目に張り付く要因として、目の乾燥が考えられます。長時間の装用や乾燥した室内にいることなどの理由により引き起こされます。その場合は、コンタクトレンズ用の人口涙液を1滴点眼し、何度か瞬きをしていただくと外れやすくなります。またレンズのBC(ベースカーブ)が合っていないが故に張り付いてしまっている場合もあるので、あまりに外しにくいようであれば、眼科を受診し、自身に合ったBCのレンズを選んでいただくと解消される可能性があります。
・「レンズが滑りやすく掴みにくい」場合
レンズそのものがツルツル滑ってしまうと、掴みづらくなかなか外せないことがあります。レンズの素材やデザインによって、外しやすさに差があるようです。滑ってしまう場合には、張り付いてしまったときと同じように点眼をする、もしくは指先を少し水で濡らしていただくと外しやすくなります。
・「目の中でレンズが行方不明になってしまった」場合
コンタクトレンズを外せない要因の一つに「そもそもレンズがどこに行ってしまったのか分からない」ことが挙げられます。そのような場合でも、まずは慌てずに目の中にレンズが入っているかを確認してください。コンタクトレンズは、目の構造上、決して裏にまわることはありません。鏡を見ながら、視線を左右上下にゆっくり動かして、レンズがどこにあるかを確認してください。なかなか見つからない場合、強引に外そうとすると角膜を傷つけてしまう危険性があるため、その際は無理をせず眼科を受診してください
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。<br>
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。<br>
●無断での記事転載はご遠慮ください。<br>
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。<br>
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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