28.飛蚊症
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
楽しいゴールデンウィークですね。
今週のテーマは「飛蚊症」です。
<飛蚊症とは>
飛蚊症とは、視界にごみや虫のようなものが飛んでいるように見える症状です。
眼の前に蚊が飛んでいるように見えるので飛蚊症といいます。
<原因>
原因には、生理的飛蚊症と後部硝子体剥離との2つがあります。いずれも老化現象の一種で、検査の結果上記2つのいずれかであると診断されればとくにその後治療する必要はありません。
この他に硝子体出血やぶどう膜炎で硝子体に濁りができたときにも飛蚊症が起こります。この場合には原疾患の治療が必要です。
<検査>
症状を詳しく聞いた後、視力や視野検査、目の精密検査が行われますが、最も重要な検査は眼底検査です。
眼底検査とは、散瞳薬を使って瞳孔を広げ、検眼鏡を使って瞳孔から眼球の奥の網膜の状態を調べます。
<治療>
眼底検査の結果、生理的なものであれば定期的に眼底検査をして経過をみます。
網膜剥離などがあれば手術をします。
また、今見えている浮遊物の数・形 の急な変化や視力の低下は他の病気(網膜剥離・網膜裂孔・ぶどう膜炎)を知らせるサインです。眼科医師のチェックを早期に受けるようにしてください。
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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