26.正常眼圧緑内障
こんにちは。池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
季節の変わり目、おからだには十分お気をつけ下さい。
今週のテーマは「正常眼圧緑内障」です。
<正常眼圧緑内障とは>
正常眼圧緑内障とは、眼圧が正常範囲であるにも関わらず視神経の萎縮が進行し、緑内障と同様の視野狭窄が出現する疾患で近視の患者に多い傾向があります。
<症状>
正常眼圧緑内障の主な症状は視野欠損です。
早期の正常眼圧緑内障では視野の中心部は異常ないものの、ゆっくりと中心付近の視野が欠けてきます。見ようとしているものは見えますが、その周りにあるものが目に入らなくなってくるのです。
初期には視力・眼圧は正常で、自覚症状が出にくい疾患です。
<検査>
眼圧検査、眼底検査、視野検査などを行います。
当院では最新機器HRTⅡによる眼底三次元解析も行っております。
<治療法>
眼圧を低くコントロールすることが最も有効とされています。
薬物療法、レーザー治療や手術が一般的です。
正常眼圧緑内障は自覚症状がないまま進行することが多い病気です。
40歳以上を過ぎたら1年に1回は必ず眼科で検査を受けることをおすすめします。
※当院では木曜日(11:30~13:30)に緑内障外来担当医による緑内障専門治療を設けております。 その他の曜日でも一般眼科診療で緑内障の診察を受け付けております。
上記は一般的な説明です。
症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
※すでに治療中の方は主治医の判断を優先してください。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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