19.VDT症候群
VDT症候群とは
コンピュータのディスプレイなど表示機器(総称して Visual Display Terminal、VDT と呼ばれる)を使用した作業(VDT作業ともいう)を
長時間続けたことにより、目や体、心に支障をきたす病気のことです。別名テクノストレス眼症とも呼ばれます。
主な症状
・目の症状 – ドライアイ、充血、視力低下など
・体の症状 – 首、腰、肩のこり、痛みなど
・心の症状 – 食欲減退、不安感、抑うつ症状など
主な治療法
・洗眼・・・目のゴミや埃などの不純物を洗眼液(生理食塩水)で洗い流します。
・点眼・・・ビタミン剤や目の調節力を高める効果がある点眼液をさします。
・目を温める(アイ・ホット)・・・眼球周辺の筋肉をほぐし、血行を促進します。
・目を冷やす(アイスパック)・・・眼球周辺の筋肉を引き締め、充血を防ぎます。
・低周波を当てる・・・低周波の刺激で目の周辺組織を活性化させます。
・マッサージ・・・眼球周辺、頭、首、肩などをマッサージします。
予防方法
1、長時間の作業を行う際には1時間に10分程度の適度な休息を取る。
2、軽い体操をして体をほぐしたり、遠くの景色を見て眼の疲れを取るなどする。
3、ディスプレイの位置を目の高さよりも低くセッティングする。
4、反射光を抑えるフィルターを装着することも有効。
5、室内の照明環境を明るく保つ。 (暗い部屋での作業は避ける。)
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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