657.緑内障って治るの?
こんにちは、池袋サンシャイン通り眼科診療所です。
今回のテーマは「緑内障って治るの?」です。
緑内障は、何らかの原因で視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなる病気です。
根治することはなく一度欠けてしまった視野は元には戻りません。
しかし、進行を遅らせることが出来るため、治療が必要です。
緑内障になる原因は様々ですが、主な要因として眼圧の上昇があります。眼圧が上昇すると、視神経が圧迫されて傷ついてしまい、その部分の視野が欠けてしまいます。一度障害された視神経は回復することが難しいため、欠けた視野が元に戻ることはありません。
自覚症状のないまま進行してしまい、視野欠損部分が拡大し、末期には視力の障害が起きることもあります。ですので、進行しないように適切な治療、定期的な検査が必要です。
治療方法として薬物療法、レーザー治療、手術があります。緑内障の治療で重要なことは、眼圧を下げることです。眼圧をコントロールし、視神経の障害を防ぐことで、緑内障の進行を遅らせることができます。
緑内障は生涯通院が必要な病気です。自覚症状が無い状態での通院は難しいかもしれませんが、仕事や生活パターンを変えたりせず、焦らずに過ごすことが大切です。
早期発見、適切な治療が重要になりますので、眼科で定期検査を受けることをおすすめします。一人一人に合わせた治療を続けるためにも、主治医にご相談ください。
当院の緑内障専門外来はこちら:https://www.shec.jp/disease/shec-glaucoma/
●上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談してください。
●一般の方向けですので医学用語が必ずしも厳密ではありません。
●無断での記事転載はご遠慮ください。
●本文の内容は一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療には必ずしも当てはまりません。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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