花粉症の原因・アレルゲンの種類
花粉症を引き起こす植物は60種以上が報告されています。
それぞれの土地によって育つ樹木・植物が違うので、飛散する花粉症の原因(アレルゲン)も土地によって異なります。
例えばあまりスギの生えていない北海道や沖縄にスギ花粉症はほとんどありません。
- ▼樹木の飛散時期
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・スギ…2月~4月
・ヒノキ…3月~5月
・ハンノキ…2月~4月
・シラカンバ…4月~6月
・マツ…5月~6月
・イチョウ…4月
- ▼花粉の飛散時期
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・カモガヤ…5月~8月
・オオアワガエリ…5月~8月
・ハルガヤ…3月~8月
・ブタクサ…6月~7月
・カナムグラ…8月~9月
・ヨモギ…8月~10月
代表的な花粉症の原因(アレルゲン)
スギ(スギ科) 2~4月 |
スギ花粉症は日本で最も多い花粉症で、日本人の約20パーセントは、スギがアレルゲンとなって花粉症を引き起こすとされています。その内 約95%の人に目の症状が見られるといわれています。 スギの木の分布は、特に東日本と近畿地方・九州地方の一部を中心に広がっており、日本特産の針葉樹でもあります。 |
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ヒノキ(ヒノキ科) 3月~5月 |
スギとヒノキの花粉は飛散時期がほぼ一緒ですが、通常ヒノキ花粉の方が少し遅れて飛びはじめます。 スギとヒノキ花粉は形もよく似ていますので、スギに反応する人はヒノキにも反応しやすく、スギ花粉症の方の約7割がヒノキ花粉にも反応するといわれています。このような人は、スギ花粉症シーズンの終わり頃にヒノキ花粉による症状が加わって重症化することもあるので、花粉飛散情報を確認し、シーズンを通しての治療が必要です。 |
シラカンバ(カバノキ科) 4月中旬~6月初旬頃 |
ヒノキ、シラカンバなどカバノキ科の花粉症の人が果物を食べたときに、口の中がかゆくなったり腫れたり、といったアレルギー症状が起こることがあります。これを口腔アレルギー症候群といいます。 原因は、果物のタンパク質とカバノキ科の花粉のタンパク質がよく似ており、花粉に反応する人はこれらの果物にも反応してしまうことがあるからです。生で食べたときだけ症状が起こり、ジュースや調理した果物では起こりにくいといわれていますが、個人差があるので油断禁物です。 ※アレルギーを起こしやすい果物:リンゴ、モモ、さくらんぼ、カキ、キウイなど。 |
ハンノキ(カバノキ科) 2月~4月 |
飛散時期は1~4月頃で、日本全域に分布しています。北海道と、本州では北陸地方に多いといわれています。 北海道では、本州のスギ花粉と同じ頃に飛散がはじまるため、スギ花粉症と勘違いされることもありますが、北海道にスギはほとんど生えていないため、2~3月の花粉症はハンノキによるものです。 シラカンバ同様に口腔アレルギー症候群が起こることがあります。 |
マツ(マツ科) 4月下旬~6月 |
マツは庭木や盆栽に利用され街道の脇に植えられるほか、砂防林として利用されてきた、日本に古くから親しみのある針葉樹です。 針のように細長い葉と『まつぼっくり』が特徴のマツからも花粉が発生します。このマツによる花粉症患者は、主に造園業従事者に多く見られます。 |
イチョウ (イチョウ科) 4月 |
日本全域に分布しています。イチョウの飛散時期は春ですので注意しましょう。 |
・カモガヤ ・オオアワガエリ (イネ科) 5月~8月 |
スギ・ヒノキ花粉症と同じような鼻の症状、目の症状に加え、皮膚のかゆみなど全身症状が出やすいことが特徴です。 どちらも花粉の飛散時期は5月から8月で、夏の花粉症の代表格となっています。牧草として栽培され、道端や河川敷にも生息しています。 |
ヨモギ (キク科) 8月~10月 |
ヨモギは全国的に広く分布しており、とても繁殖力が強いのが特徴です。 キク科の植物が原因の場合、症状はスギ・ヒノキ花粉症と同様、鼻や目の症状が起こります。 |
ブタクサ (キク科) 8月~10月 |
秋の花粉症の代表格です。ブタクサは道端や河川敷等どこにでもあるので、近所に畑や河川敷がある場合は特に注意しましょう。 |
▼常勤医師紹介
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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