視神経症

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※

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視神経は網膜から視神経乳頭を通り、電気信号を脳に伝えるケーブルの役割を担い、視力に大きく影響する大切な部位です。


視神経症は、炎症以外の原因で視神経に障害が生じた疾患の総称で、虚血性、遺伝性、圧迫性、中毒性、緑内障性などが含まれます。片眼のみと両眼の場合がありますが多くは片眼です。自覚症状としては視力低下や中心の視野欠損、眼球運動での眼痛、眼窩深部痛、色覚異常などが現れることがあります。

1.虚血性視神経症

虚血性視神経症は、動脈炎性と非動脈炎性に分けられます。非動脈炎性の場合、高血圧や糖尿病などが原因となり、視神経が壊死することがあります。

2.遺伝性視神経症

Laber遺伝性視神経症やLeber型視神経症などが代表的で、遺伝的要因により視神経が急速に障害されることがあります。

3.中毒性視神経症

一部の薬物や有害物質(例:メタノールやエチルアルコール)が視神経に毒性を及ぼし、視力低下を引き起こすことがあります。

4.緑内障性視神経症

緑内障によって眼圧が上昇し、視神経が圧迫されて萎縮が進行することがあります。

治療法

虚血性視神経症

血圧や糖尿病のコントロールが最優先です。炎症が関与している場合は、ステロイドや免疫抑制薬が使用されることがあります。

遺伝性視神経症

遺伝的要因に対する治療は確立されていませんが、進行を遅らせるために抗酸化療法が研究段階で使用されることがあります。

中毒性視神経症

中毒物質の除去が最優先です。例えば、メタノール中毒の場合、エタノール治療が行われることがあります。

緑内障性視神経症

眼圧降下薬(プロスタグランジン製剤、β遮断薬など)を使用して眼圧を低下させ、視神経への圧迫を軽減します。進行が著しい場合は、緑内障手術(線維柱帯切除など)が考慮されます。

視神経症の原因を特定し、その原因に基づく治療を行うことが非常に重要です。進行を防ぐためには、早期の診断と適切な治療が求められます。また、定期的に視力や視野のフォローアップを行い、治療の効果を確認することが重要です。

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

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