夕焼け状眼底
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夕焼け状眼底とは
非感染性のぶどう膜炎である「原田病」でみられる症状のひとつです。
原田病は全身の色素細胞(メラノサイト)が自己免疫作用によって攻撃・破壊される自己免疫疾患のひとつです。メラノサイトは眼のぶどう膜(虹彩・毛様体・脈絡膜)、皮膚、頭髪、髄膜、内耳などに豊富なため、原田病はぶどう膜や髄膜、内耳に炎症などの症状をもたらします。
夕焼け状眼底は、原田病の晩期・回復期に見られる症状で、脈絡膜のメラニン色素細胞が崩壊(脱色素)したために、脈絡膜の血管が透けて見え、眼底があたかも夕焼け空のように真っ赤に見える事から名づけられた症状名です。
原田病は全身のメラニン色素を豊富に持つ細胞が侵されるため、晩期・回復期には脈絡膜に限らず、皮膚や頭髪などにも白斑や白髪といった症状が出ることもあります。
夕焼け状眼底と似た症状を示す病気に白子症があります。
白子症とは先天的にメラニン色素がないか、極端に少ない病気で、ぶどう膜の色素が先天的に少なければやはり真っ赤な眼底となります。眼の白子症の場合、羞明をともなう事が多く、黄班部が確立されていない場合、視力不良となります。
ただし、視力の低下や炎症などの症状がなければ、経過観察となる場合が多いようです。
※気になる点があった方は、当院にご来院されれば、検査の上、担当医師が説明をさせていただきます。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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