結膜弛緩症
白目の部分を結膜といい、その部分がゆるんでいる状態を結膜弛緩症いいます。
当院では患者様の症状により、目薬を処方し様子をみていきます。目薬でも改善されない場合には弛緩した結膜を切除する手術を行う方針です。
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原因
現在はまだはっきりと分かってはいませんが、顔のしわと同様に加齢による目のしわで、高齢になると段々症状がでてくることが多いといわれています。 そのほかには、コンタクトレンズの装用も悪化要因といわれています。
症状
眼球運動や瞬きをすることによって、ゆるんだ結膜が過剰に動くため「目がゴロゴロする」などの不快感をうったえます。その時に結膜がまぶたに挟まって刺激を受けることで結膜下出血を起こすこともあります。
また、涙は目頭にある涙点という小さな穴を通って鼻のほうへ流れていきます。結膜がゆるいことでその涙点をふさいでしまい、涙があふれて「目がしょぼしょぼする」「涙があふれる」などがあります。
その逆で、乾きを感じることもあります。下まぶたに沿って弛緩した結膜が存在するため、その部分に涙がたまり角膜がドライアイのような状態になります。また、本当に涙の分泌量が少ないドライアイがあると、悪化の原因につながるため医師にご相談ください。
治療
まず、点眼薬で様子をみます。 目の乾きに対しては、人工涙液や角結膜上皮障害治療用点眼剤を、充血や目の炎症には抗炎症薬やステロイド薬を使用します。
※当院では処方箋を発行し、院外処方をしておりますので販売は一切しておりません。
この病気に対して処方している薬を表示しています。
手術
もし、目薬でも症状が改善されない場合には手術が適応になります。手術では弛緩した結膜を切除し、その後縫合します。局所麻酔で15分ほどです。充血や異物感なども1週間ほどで落ち着いてきます。
当院でも手術を行っておりますので、ご相談ください。
※気になる点があった方は、池袋サンシャイン通り眼科診療所にご来院されれば、検査の上、担当医師が説明をさせていただきます。
上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。
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院長: 堀 好子
(日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)所属学会:日本眼科学会会員、日本眼科医会会員、日本角膜学会、 日本眼科手術学会、日本眼内レンズ屈折手術学会
経歴 昭和61年 岩手医科医学部 卒
平成2年 岩手医科大学大学院 卒平成3年 岩手県立大船渡病院 眼科医長
平成5年 岩手医科大学眼科助手
平成5年 ハーバード大学スケペンス眼研究所勤務
平成9年1月 東京歯科大学眼科勤務
平成9年6月 南青山アイクリニック勤務
平成20年 東京歯科大学市川総合病院勤務平成22年4月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 管理医師就任
主な論文 The three-dimensional organization of collagen fibrils in the human cornea and sclera.(旧姓Komai)
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常勤: 新川 恭浩
(日本眼科学会認定 眼科専門医)所属学会:日本眼科学会、日本白内障屈折矯正手術学会、日本網膜硝子体学会、日本眼科手術学会
経歴 平成13年 熊本大学医学部 卒
平成14年 京都大学医学部 眼科学教室入局
平成14年 島田市立島田市民病院 勤務
平成20年 高松赤十字病院 勤務
平成22年 公益財団法人田附興風会 北野病院 勤務
平成26年10月~ 池袋サンシャイン通り眼科診療所 勤務 -
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