色覚異常

※記載内容はあくまで一般的なもので、実際の治療法、治療薬、検査等に関しては、全てご担当した医師が決定するため、記載内容と一致するとは限りませんのでご理解の程宜しくお願い致します※

色覚異常の説明です。
当院では、石原色覚検査表による検査をおこなっております。

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色覚異常とは

色覚異常とは、色の見え方・感じ方が、色覚正常とされる人とは異なっている状態をいいます。日本では全国に300万人以上いると言われています。
色覚異常には先天性と後天性がありますが、ほとんどが先天性です。

色覚異常の特徴

人間の網膜には、視細胞という細胞があり、錐体細胞と杆体細胞という2つの細胞に分かれています。そのうち、錐体細胞は赤錐体・緑錐体・青錐体と3種類あり、この3種類の組み合わせで、さまざまな色を感じることができるのです。この錐体細胞のいずれか、あるいは全てが欠損して起こる異常を色覚異常と言います。
色覚異常は、すべてが白黒に見える状態ではなく、区別のつきにくい色があるだけで、目に写る風景はカラーの映像です。

色覚異常者が区別しにくい色の組み合わせの例

・赤と緑
・緑と茶
・橙色と黄緑
・青と紫

色覚異常の原因

色覚異常には、先天性と後天性があります。先天性の原因は遺伝で、時間が経っても色覚異常の程度は変化せず、色覚以外の視機能には問題ないことが特徴です。
後天性では、さまざまな原因が考えられますが、白内障緑内障、網膜病変、視神経病変、大脳性病変、心因性要因、視覚中枢の加齢変化などがあげられます。これらの疾患の症状の一つとして色覚異常が生じる為、後天性では色覚異常以外の視機能障害(視力低下や視野欠損など)を伴うことが特徴です。
また、原因となる疾患の進行や治癒によって、色覚異常の程度も変化します。

色覚異常の検査

石原式色覚異常検査表(仮性同色法)

当院で行える色覚検査は、石原式色覚検査表です。色覚異常がある場合には区別しにくい色の組み合わせで書かれている数字を読み取る検査です。こちらの検査は、色覚異常の疑いがあるかどうかのスクリーニング検査のため、確定診断を行うことは出来ません。

アノマロスコープ(色あわせ)

純粋な黄色い光と同じ色を、赤と緑の光を混ぜて作ります。混合の割合により、色覚異常の型を鑑別することが出来ます。数ある色覚異常の検査の中で、唯一確定診断ができる検査です。当院では、詳しい検査、または確定診断が必要な場合、検査可能な施設への紹介を行っています。

パネルD-15テスト(色相配列試験)

色を似ている順に並べるテストです。15個のパネルを並べ替える簡単なものですが、異常の程度を知る検査として大変重要視されています。この検査が必要な場合、新宿東口眼科医院への紹介を行っております。

ランタンテスト

色光などの色指標を与え、色名で答えさせるものです。鉄道、船舶、航空等の職業適性判定検査として使用されます。当院では、こちらの検査が必要な場合、検査可能な施設への紹介を行っています。

色覚異常の治療

先天色覚異常の治療法はありませんが、後天色覚異常の場合は、原因となっている眼疾患を治療することで色覚が回復する可能性もあります。

関連疾患

上記は一般的な説明です。症状が気になる方は受診の上、医師に相談して下さい。

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