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落屑緑内障

落屑緑内障(らくせつりょくないしょう)とは

瞳孔の縁が白くなったり、水晶体の表面に白いフケのようなもの(偽落屑物質:ぎらくせつぶっしつ)が付着している状態を偽落屑症候群(ぎらくせつしょうこうぐん)といいますが、それによって生じる緑内障を落屑緑内障といいます。

原因

偽落屑物質によって房水の流れが妨げられるため、眼圧が上がり緑内障になると考えられています。
※偽落屑症候群は高齢者に多く、70歳以上では約5%の方に見られ、20~60%が緑内障を合併すると言われています。

主な治療方法

落屑緑内障の治療法は通常の緑内障と同じく、眼圧を下げることが有効です。
緑内障の早期発見のためにも、必ず眼科を受診し定期検査を受けるようにしましょう。

症状が落ち着いても、医師の経過観察が必要です。

担当医紹介

常勤: 新川 恭浩 (日本眼科学会認定 眼科専門医)

定期非常勤: 上田 高志 (日本眼科学会認定 眼科専門医  医学博士)

定期非常勤: 中尾 真紀 (日本眼科学会認定 眼科専門医 医学博士)